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 EUCLID

ユークリッド (B.C.300年頃)

 古代エジプトの王・プトレマイオス一世(BC328〜BC283)はギリシャの学者をアレキサンドリア(エジプトの都市)に招いて、文化の発展に力を入れました。その1人に、ユークリッドがいました。しかし、彼のそれまでの経歴は全然わかっていません。
 ユークリッドは、これまでに研究されてきかきた幾何学(図形の性質などを研究する学問のこと)を集大成しました。これは、ユークリッドの「原論」または「原本」として有名で、聖書についで、世界で多く読まれているといわれます。
 あるとき、プトレマイオス一世は、ユークリッドから、幾何学の講義をうけていまユークリッドした。むずかしくなったのでしょう、プトレマイオス一世はユークリッドに向って、「君の原論によらないでも、幾何学を学ぶ近道はないか」と尋ねました。ユークリッドは即座に「幾何学には王道はありません」(王様だけが楽して学ぶ方法はない。それが学問ですということでしょう)とこたえたと伝えられています。
 また、こんな話もあります。ある青年がユークリッドから、幾何学を学びはじめてしばらくたつと、ユークリッド先生に「こんなことを学んでどんな得がありますか」と質問しました。ユークリッド先生は表情ひとつかえずに、召使いを呼んで、「この青年にお金3ペンスをあげなさい。この人は勉強したからには、何か得をしなければならないそうだから」と言いつけたといわれます。

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